細川 維
FMC-5023
- リリック・テノール
- 細川 維
- ピアノ
- 梅本俊和
- ハープ
- 野田千晶
- ホルン
- 小山 亮
- 朗読
- 浦山弘三
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収録曲
- つばめのような娘
- 素敵な娘レマディ
- 寂しくみじめだった
- 鳥刺しの歌
- 夏の最後のバラ
- カンティクル第3番「なお雨は降る」
- 序の歌
- 爽やかな五月に
- 落葉林で
- さびしき野辺
- 夢のあと
- 樹木の影に
- 初恋
- 犀川
- 野の羊
- 落葉松
演奏者
- 細川 維(リリック・テノール)
-
15歳から浦山弘三氏に師事。1964年大阪学芸大学特設音楽科・専攻科修了。
関西二期会の発足にあたり参加。バリトンとして「カルメン」などに活躍。 1971年「フィガロの結婚」アルマヴェヴァ伯爵役に出演後テノールに転じ、「こうもり」のアルフレッド、「魔笛」のモノスタートス、「ドン・ジョバンニ」のドン=オッタヴィオ、「夕鶴」の与ひょう、など関西二期会のオペラ公演で活躍。
モーツァルト「レクイエム」「戴冠式ミサ」「ミサ-ブレヴィス」、ヘンデル「メサイア」、黛敏郎「涅槃交響曲」などの宗教音楽やベートーヴェン第九交響曲のソリストとして出演。
ミュージカル「槍の権三」、奇跡劇「カーリュー・リバー」、歌芝居「通夜」などの意欲的なステージにも積極的に参加。ドイツ歌曲、イタリア歌曲、日本歌曲の演奏会にも数多く出演している。
大阪府立三国丘高校で教鞭をとるかたわら、地域社会の音楽文化の発展に力をつくし、堺市において市民合唱活動に携わっている。
8年間実行委員長を務めた堺市民オペラは、1983年の「夕鶴」公演にたいし大阪府民劇場奨励賞を受賞した。
1985年にはオペラ「夕鶴」のアメリカ、ロサンゼルス公演に参加、与ひょう役に好評を博し、1987年4月、再びロサンゼルスに招かれ3回の日本歌曲リサイタルに出演した。
「イギリスの抒情」と題した1984年の大阪でのリサイタルでは、ヘンリー・パーセルの作品、ブリテンの編曲によるイギリス民謡と奇跡劇「カーリュー・リバー」のユニークなプログラムで好評を博した。
1988年秋、エルシアター(大阪府立労働センター)におけるリサイタルでは、またブリテン編曲の「イギリス民謡」と「セレナーデ」に日本歌曲を組み合わせた抒情的なプログラムで、大阪文化祭奨励賞を受賞。
1990年3月ザ・シンフォニーホールにおいてブリテン「カーリュー・リバー」の狂女を演じ、この公演に対し朝日放送シンフォニーホールから「クリスタル賞」が与えられた。
また、この公演を縁に、イギリスのブリテン財団から招請を受け、1991年6月、同財団の主宰するイギリス「オールドバラ音楽祭」における「カーリュー・リバー」の上演に参加し、絶賛を博した。
日本シューベルト協会の同人でもある。