阪神大震災一九九五年一月十七日の記憶
FMC-5035
- 作曲
- 中西 覚
- 詩
- 玉川ゆか
- 飯島和子
- 伊勢田史郎
- バリトン
- 岡田征士郎
- ソプラノ
- 水澤節子
- ピアノ
- 伊藤 勝
- 江頭義之
- 朗読
- 須永克彦
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収録曲
- 四丁目のまさ
- かもめ
- 二列に
- おおきな声で
- ほんまに 極楽や
- もーにんぐ
- くの字の背中
- 同じ屋根の下
- イモトのおっちゃん
- 瓦礫の冬
- はるの中へ
- 夏、ない(地震)のあと
- 秋、地平には陽が・・・
演奏家
- 中西 覚(作曲)
-
兵庫県西宮市在住。
日本作曲家協議会会員。作曲集団たにしの会代表。兵庫県音楽活動推進会議代表。
管弦楽作品展を含む4回の個展・24回の同人作品発表会のほか5作のオペラ上演など委嘱作品も多数。
第16回ブルーメール賞、西宮市民文化賞、神戸市文化賞等を受賞。
主要作品:オペラ「ゆく河の」「染殿のうた」/管弦楽のための三章/独唱合唱と管弦楽のためのレクイエム「明日へ」/ピアノ協奏曲/弦楽のための音楽、他
主要著作:日本和声(共著)/女声合唱組曲「うたわなければ」/ピアノソナタ第2番/ピアノ三重奏のための序破急、他 - 玉川ゆか(詩)
-
神戸市兵庫区在住。
主に関西弁で詩作。震災後を生きる人々の姿を新聞や雑誌に発表。
震災詩を中西覚氏に作曲されフェニックスコンサートで演奏、アートウィーク・イン東京出演。
震災組曲作詞。各所で自作詩朗読。地元の創作家たちとコンサート企画。
震災後の著書や活動を新聞、ラジオ、テレビで紹介される。1998年「半どんの会」文化賞及川記念賞受賞。
著書、詩集「四丁目のまさ」、エッセイ「ここは生きるとこや」他。
震災記録「大地の声を聞いた」編集。
神戸市人会議主宰 文芸日女道 兵庫県現代詩協会 日本詩人クラブ各会員 - 飯島和子(詩)
-
八尾市在住。
灌木第2次・関西文学各同人。
日本詩人クラブ・関西詩人協会各会員。
現在情報マガジン月刊「ヴォクス」に「河内風俗生活詩」を連載中。
著書詩集「昔ばなし」「汽車のけむり」「かわち浪蔓」「エメラルドの柿」「はるかにとおい」「かなしいへっつい」など。
河内弁を使った詩風で朗読会も企画。
「詩集・阪神淡路大震災」に被災地への想いを語った「かもめ」を発表。
作曲されフェニックスコンサートで演奏される。 - 伊勢田史郎(詩)
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神戸市兵庫区在住。
日本現代詩人会、兵庫県現代詩協会、神戸芸術文化会議、輪の会等に所属。
神戸市文化賞を受賞。
著書「船場物語」「丁稚あがり道一筋」「熊野詩集」ほか。
詩誌「輪」「階段」主宰。神戸芸術文化会議議長。
アート・エイド・神戸実行委員長。兵庫県現代詩協会副会長。
朝日カルチャーセンター(神戸・川西)講師。NHK文化センター(神戸)講師。
大阪ガスエネルギー文化研究所顧問ほか。 - 岡田征士郎(バリトン)
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神戸市垂水区在住。
安則雄馬氏に次いで浦山弘三氏に師事し、オペラ、オラトリオ、日本歌曲、ドイツリートの分野で活動。
リサイタル開催11回。大阪文化祭賞、音楽クリテイック・クラブ奨励賞を受ける。
とりわけ現代日本人作曲家作品を演奏の機会多く、1991年中村茂隆作曲「ひとりオペラ・のこした影」の初演で、芸術文化団体半どんの会文化賞及川記念賞を受ける。
現在、神戸アーバンオペラハウス運営委員、兵庫県音楽活動推進会議会員、日本シューベルト協会理事、神戸波の会会員、姫路学院女子短期大学教授。 - 水澤節子(ソプラノ)
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神戸市長田区在住。
関西二期会会員。神戸クラシック協会主宰。神戸市文化活動功労賞受賞。
オペラ「フィガロの結婚」のケルビーノでデビュー。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」のサントゥッツァ、一人オペラ「信太妻」など数多くオペラを主演。
モノ・オペラ・ブッファ「女はすてき」を企画、主演する。
リサイタルにおいては日本歌曲の演奏普及に努め、多くの邦人作品の初演を手がける。
舞台演奏のみならず、地域文化振興のため、地元での音楽指導、「母と子のコンサート」の開催など幅広い芸術活動を行っている。 - 伊藤 勝(ピアノ)
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兵庫県芦屋市在住。
現在、大阪音楽大学講師。
日本演奏連盟、日本ピアノ教育連盟、兵庫県音楽活動推進会議、神戸音楽家協会、神戸芸術文化会議等に所属。
1982年、84年「大阪文化祭奨励賞」1986年、89年には「大阪文化祭本賞」を受賞する。
1977年大阪音楽大学卒業。1979年同大学院修了。
ドイツのフライブルグにてヴィタリー・マルグリス教授に師事。
大阪フィル・京都市響・関西フィル・大阪シンフォニカーなどとの協演とともに、東京、大阪、神戸、姫路、岡山、三重などにて度々リサイタルを開催。
兵庫県民芸術劇場にも参加。 - 江頭義之(ピアノ)
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神戸市灘区在住。
仁愛女子短期大学講師。日本演奏連盟、日本ピアノ教育連盟、神戸音楽家協会各会員。
兵庫県音楽活動推進会議に所属。京都音楽協会賞、田中賞、大阪文化祭奨励賞を受賞。
京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専修を首席卒業以来、度々リサイタルを開催。
大阪フィル等と協奏曲を共演。室内楽に於いては、ピアノ三重奏団「パストリオ」を結成主宰。
NHK洋楽オーディション合格。NHK-FM「午後のリサイタル」「音楽アルバム」等に出演。
園田高広、辛島輝治、元浜綏子、各氏に師事。作曲、和声学を稲垣静一氏に師事。 - 須永克彦(朗読)
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神戸市灘区在住。
俳優、演出、劇作家として劇団道化座を主宰。代表作に一人芝居「カンカン劇場」がある。
上海戯劇家協会特別栄誉賞・特別参加賞、兵庫県教職員組合芸術文化奨励賞、兵庫県文化功労者表彰、神戸市文化賞等を受賞。
7度の訪中公演を果たす。
震災直後の1995年3月、老舎の名作「茶館」大阪合同公演の脚色演出で、大阪舞台芸術賞、十三夜会演劇奨励賞を受賞。
その後、劇団道化座で震災から立ち上がる演劇「生きる」シリーズ6作を劇作演出する。
著作に「渡辺鶴戯曲集=ねこからの手紙」がある。